〜北海道ハロープロレス物語〜 第四十四の講釈

ツィンクが旭川のPPVでXを後藤にあて北海道女子王座を狙う野望に後藤は悩んでいた。
「誰だろう・・・外部から連れて来るのか、アメリカからとか・・・」
そんな状況の中旭川のPPVを迎えた。
この大会では一足先にH2Pのメンツより先にメキシコ修行を終えた松浦亜弥が挨拶しデビューの報告を行った。デビュー戦の相手は歌うレスラー前田有紀となる。
実はこの松浦の帰国とともにふるさととある人物も帰国していた。それがXだったのだ!
そしてメイン戦後藤が待つリングに現れたのは・・・?この音は!!
「え・・・安倍さん??まさか・・・」
そのまさかであった。なんとコンサド=ナッチはツィンク派に寝返ったのだ。コスチュームにも黒が取り込まれている。
ナッチのヒールターンは誰も考えなかっただけにどよめいたままゴングが鳴った。
後藤もさすがに動きの違うナッチをつかみきれず、ナッチはアメリカ修行で習得したパントマイムを活かした行動パターンで惑わせる。
さあ、ベルトの行方はいかに?
続きは次回の講釈。
 
旭川旭川スポーツセンター
□後藤(10分50秒 反則攻撃)ナッチ■
(後藤が防衛)
 
次回〜北海道ハロープロレス物語〜 第四十四の講釈
 
「恋のロケンロー」
 
ナッチ:アメリカ・メキシコでヒール修行してきたんだべさ。