「サヨナラのカナシバリ」

○千葉ロッテ４ｘ−３埼玉西武●
（９回サヨナラ）
ロッテ先発は小野、西武は西口。
立ち上がり小野は１点取られたが、３回裏にロッテは角中の今季初ヒットとなる２塁打から工藤、井口の連続タイムリーヒットで逆転。
しかし・・・
小野から交代した伊藤が７回表西武打線に捕まり逆転。２−３に。
西武・西口は昨日の岸同様後半からストレートのノビがすごく打てそうな気がしない。
９回裏。昨日同様西武は牧田を投入。
カスティーヨがサードゴロに倒れたときは今日もか・・・と思ったが、今江が粘って四球。福浦がヒットで１，３塁。やはりアンダースローの牧田は左打者は苦手のようだ。ここで左打者が出れば将棋の詰み状態になるのだが・・・
次の右打者里崎はどうかと思ったが・・・ショートゴロ。しかしバットが折れボテボテになったのが良かった。中島のホームに送球はセーフ。同点に追いついた。次は左の角中。死球で満塁。これで勝負が見えてきた。
そして代打に左の根元。きっちり打球はセカンドを超えサヨナラヒットとなった。
実は、ロッテのサヨナラ勝ちは今年初。それだけ、ホームのＱＶＣマリンフィールドで勝ちきれずに引き分けが多かったという証拠だ。
決して良い勝ち方ではないけれど、サヨナラ勝ちというドラマチックな勝ち方を久々に見せられたのは少しでもいい方向に向くんじゃないかな、と。