「プロレスLOVE 2007 in 両国」in両国国技館

自身初の国技館。今度は相撲で行きたい。
会場の様子はよくわかりました。で、昼公演の終わった北湖さんはなんとか第3試合に間に合いました。
■第1試合(トリプルスレッド)
渕正信 vs ●荒谷望誉 vs 菊タロー
 
■第2試合
平井伸和土方隆司、●櫛田雄二郎 vs ハワイアン・ライオン、○ジョー・ドーリング、フィル・アトラス
 
■第3試合
●T28、真田聖也 vs 近藤修司、○“brother”YASSHI
デビュー数ヶ月の若いタッグと、ベルトをも持った経験のあるタッグの対戦。T28、真田も若いいい動きを見せたのだが相手が違った。決めたのがYASSHIのナイス・ジャマイカというのも洗礼といえよう。
 
■第4試合(敗者チーム解散マッチ)
(メキシコ・アミーゴス)ミゲル・ハヤシJr、ペペみちのく、○エル・ノサワ・メンドーサ vs (サムライ・ジャパン)MAZADA、●YAMADA、TANAKA
どう見てもメキシコ人らしくないメキシコチームとMAZADA以外2人はどう見てもあやしい日本人チームの遺恨試合。
しかしYAMADA、TANAKAは何者?とくにTANAKAさんは相当のルチャの達人。誰かマスクマンの仮の姿か?
ペースはサムライ・ジャパンだったのに、スキをついたメンドーサが丸め込みでフォール勝ち。
あれ?結局パスポート見せないの?しかも「サムライ・ニュー・ジャパン」って・・・サウナかよ!!
正直、まだTAKAさんやNOSAWAさん継続なのね。
 
■第5試合(世界ジュニアヘビー級選手権試合)
(王者)○中嶋勝彦 vs (挑戦者)●クリス・セイビン
(第24代王者が3度目の防衛に成功)
さすがはTNAのレスラーだけあってセイビンの奇抜な動きは中嶋を苦しめる。もちろん中嶋の蹴り封じにひざ攻めはやっているわけで。やはり中嶋は蹴りで返していく。
それでもセイビンは得意のクレイドル・ショックで追い込むも中嶋の王者の意地でカウント2で返す。耐えた中嶋はカウンターの蹴りからジャーマン、そしてデスロールで王者を防衛。
激しい試合だったが試合後はさわやかに健闘をたたえ、セイビンは中嶋にベルトを巻いてあげていた。
さすがは近藤を破った王者の試合といったところか。
 
■第6試合
グレート・ムタTAJIRI vs ●諏訪魔、スコット・スタイナー
ムタはカリビアン海賊スタイルで登場。スタイナーは紛れも無く「ビッグ・パパ・パンプ」の方でとてつもない腕をしてます。序盤TAJIRIがスタイナーのパフォーマンスで挑発したり役者ぶりを発揮。
思ったよりスタイナーに怖さがなかった・・・そんな中諏訪魔は赤い毒霧でTAJIRIの動きを封じる。ムタはムタでヒザの悪い動きは武藤と変わらない。
諏訪魔が優位に試合を進め、ダブルインパクトを決めようとするところムタがグリーンミストを発射、そのスキにシャイニング・ウィザード。さらにムタがトップロープからムーンサルトプレスを決め諏訪魔を沈めた。
 
■第6試合(セミファイナル 世界タッグ選手権試合)
(王者)川田利明、●太陽ケア vs (挑戦者)○小島聡TARU
(川田組が2度目の防衛に失敗、小島組が第53代王者)
TARUのマイクパフォーマンスを封じた王者組の奇襲で始まる。
ケアはフェイスガードをしていたがはずされTARUに上顎を掻き毟られやはり苦戦。それでも王者組は川田のデンジャラスKぶりが出ていた。しかし、一度孤立したケアは最後まで奮起できず小島のラリアットに沈められた。
珍しくTARUさんのサポートぶりが光った。さあ、VMの動きを止めることが出来るのか?
 
■第7試合(メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合)
(王者)●鈴木みのる vs (挑戦者)○佐々木健介
(みのるは6度目の防衛に失敗、健介が第36代王者)
鈴木みのるは試合前に健介の肘を痛めつけているだけに、ほぼ永久王者的になっている状況でどう戦うか・・・だが、
20分は佐々木が締め上げそのあと10分はみのるが健介の腕を攻める展開に。
一時は渕、中嶋がタオルを投げようか?ぐらいの苦しい状況の中なんとか健介がロープブレイク。
そして健介の反撃。ラリアットで鈴木を一撃。もちろん鈴木はダウンしない。こうなると佐々木の腕が潰れるまでラリアットをし鈴木がそれを耐えるかの勝負に。ただ鈴木は必要以上に受けてしまった感がある。ここは最後の砦のなった佐々木が最後もラリアットで鈴木を3カウントで仕留めた。
鈴木は新日本時代勝てなかった佐々木に勝つことが出来なかった。佐々木健介健介ファミリーで三冠の三本のベルトを持ち記念撮影をした。
さあ、鈴木みのるは次に何をするのか?あとは佐々木健介の王者ぶりに期待。
この対戦は去年、一昨年のプロレス大賞同士の対戦でした。
勝った佐々木は小橋戦を思わせるような名勝負。負けたみのるは珍しく技を受けたという部分では負けてなお強しのような気がします。
予想通りの好勝負、見に来てよかったです。