「勝負と内容は別」

●名古屋中日0−2西宮阪神
ナゴヤドームに行きました。ドーム前サティはいいね。
それはさておき先発は中日・小笠原、阪神・ボーグルソン
たぶん打ち合いになるだろうと思ったのだが、思ったほか投手戦。
とにかく小笠原がよかった。9回途中で岩瀬に交代したが、コースをついた投球がさえた。
圧巻は8回表の攻防。スコアは0−0
桜井の打球を超ファインプレイしそこねた英智。ノーアウト3塁でみごと3者三振で切り抜ける小笠原。
まるで!まるで!ロッテの攻撃のようではないか!*1(笑)
小笠原の95%は最高の球。その残った5%をつく阪神打線。まさしくプロの試合だ!
♪チィュ〜リップの恋模様〜(小笠原の出囃子みたい)
 
このままスコアレスの延長戦を期待するが・・・
一方阪神はボーグルソンは粘りの投球。
防御率0.18で2敗ってどんだけ〜!!
7回からスパッとウィリアムス、そして8回は久保田に。
9回、濱中の執念のセンター前ヒットから鳥谷が送り、シーツがヒット。でもランナーを帰さなかった中日の外野陣はすごい!!
金本敬遠してここで小笠原をあきらめて岩瀬に交代したのだが、ここまでの小笠原は本当に最高だった。次の打者林が全く合ってなかったので続投で流れを変えないほうがよかったのではないか?と。
この予想は当たる。
林の犠牲フライが決まりまさにトラの子の1点が入る。
ただここもすごいのは赤星のヒット、矢野のヒットでもランナーを止めたセンター李の守備。さっきの犠牲フライも前進守備をしてのもの。先週守備緩めと言ったことは撤回します。
この中日の守備で2点で食い止めたが、阪神の抑えは藤川。結局打ち崩せなかった。
こんだけ緊迫した試合はなかなか見られません。
まさに「プロ野球ここにあり」の試合でした。互いのファンが相手のチームの良さを理解できるそんなすばらしい試合でした。

*1:最近のロッテは満塁でそうなる