名古屋国際会議場大会

実は大阪でフジイさんがドリームゲートタイトルを取ってから約半年空いてしまいました。
普段、コンサートで幾千度に行ってる所ですが、センチュリーホールだけでイベントホールは初めて。なかなかどうして結構広い。これならBerryzのCDイベントをここでやってくれてもいいのになと思う。
試合前には普段なら絶対ありえないマッスルアウトローズのチャリティーオークション。

菊池リングアナ、八木本部長の言葉もこの時ばかりは素直なメンバー。やっぱコスチュームは高値が付きます。その中でも吉野だけは何か違った。さて、あのコスチュームは自分では着れないな(笑)結局、吉野のだけは女性が購入したのも象徴される(ジャンケンで勝ったのもあるのですが。)
あと、東海テレビの中継でバッファロー吾郎が登場。なにかやることはないかと菊池リングアナに懇願した所、犬山モンキーパーク出身のAPEキマタの一日飼育員をやってくれ、と。
 
■第1試合
●ルパン松谷、新井健一郎、ホルヘ・リベラ vs Dr.マッスル、堀口元気、○マグニチュード岸和田
まず、ルパン松谷の登場に注目。いつもルパン三世よろしくの縄梯子降りですが、想像通りべランダのようなところから降りてきました。でも客席まで短いぞ(笑)その後アラケンのテーマ(は戸澤塾に入っても同じなのね)にのってリベラさんも登場。言わずもがなリベラさんは闘龍門の先生であってミラノや吉野のジャベだけでなく、メンバーのメキシコ時代を支えた師匠にあたります。
対するマッスルの3人ですが・・・Dr.マッスルの素性が未だにわかりません。今日は玉岡と見たが・・・(そういう場合はギャラは2試合分?)
リベラさんの技、アラケンの頭突き、堀口の自爆(笑)がありましたが松谷はキャラ以外は弱いね。あと、岸和田さんの奇声キックは何処から派生したのでしょうか?なんか「アホかー!」とか実は方向性が違っても質は菊タローと同じなのかも知れません。
結局、岸和田が松谷にラストライドもすることなくフライングボディプレスで圧殺。

  
■第2試合
○APEキマタ vs ●ジャクソン・フロリダ vs“ハリウッド”ストーカー市川
APEキマタは初めてですが京劇とハヤブサマスクみたいな組合せですな。で、バッファロー吾郎の2人が見事な飼育員姿に。なかなか操れず。(でも、休憩時間の間はキッチリ暴走せずうちわを売ってましたが)
続くジャクソン。歌に「年間3試合しか出ていない」って・・・って、この人を見ること自体奇跡と化しています。そのジャクソンは杖ってどうよ・・・何処までヒザ悪いんじゃ・・・
そうなると、スト市さんはキャラ立たないのね(笑)いつもの腹文字(絵)も結局わからず・・・
スト市さんが結構普通に試合をする中、ロープ渡りを決めるが、ジャクソンもなぜか八木レフェリー(・・・って相方やん)に対角でロープ渡りをするとスト市さん転落。
そして見せ場はジャクソンに、トップロープに登ったら場内暗くなりピンスポが(笑)お台場で見た光景だ。もちろん失敗してヒザをぶっ壊すわけだが、その隙にバッファロー吾郎の飼育員がバナナでキマタを釣りその先のジャクソンに、食べながらフォール勝ちという奇妙な勝利であった。

 
■第3試合(タッグリーグ公式戦)
K-ness.、○ドン・フジイ(2点)vs ●シーサーボーイ、スペル・シーサー(0点)
なかなかのシブイ試合でしたが、シーサーボーイが結局捕まりました。スペル・シーサーのSAITOスペシャルも見たかったけどなあ。K-ness.の蹴りとフジイさんの立ち回りは健在。

 
■第4試合■(タッグリーグ公式戦)
斎藤了横須賀享(6点)vs ●神田裕之、望月成晃(2点)
Typhoonの感じってなんかGAMっぽいのは自分だけでしょうか?
ツボなのはここにオリジナルM2Kが全員いること。神田vs横須賀なんて当初なら見られなかった。この4人にはいろいろなドラマがある。
時間切れ必至の好カードでしたが、神田がサイリョウに捕獲されプレミアム・ブリッジで決まる。

 
■第5試合(タッグリーグ公式戦)
●サイバー・コング、鷹木信悟 (4点)vs 吉野正人、○土井成樹(6点)
さあ、こっちも好カード。若い力がみなぎる勝負に。ただ、吉野のスピードはそれほど体感できず、土井の暴走の方が目についた。鷹木、サイバー・コングの暴れぷりもすばらしい。とくに鷹木は力と速さを兼ね備えており末恐ろしい存在。
この2人を見ると、近藤修司ないなくなったドラゲーは全然見劣りしない。この2人と近藤が試合するところが見たいが夢だろうな・・・
時間切れかな・・・と頭によぎったが動きが激しくなり、土井がコングになんとスキをついてV9クラッチで押さえ込み3カウント。この辺はコングの経験の無さがでたのかな。
(余談)
サイバー・コングのお馴染みパイナップル握力つぶしの後、こちらに飛んできました。
・・・で、隣の女性に抱きつかれたのですが(照)結局誰一人処理をせず(笑)放送でも「パイナップルの匂いが会場に」といってましたが、本当にパイナップルのいい匂いが試合中漂ってました。いつも思うけど手を切らないんだろうか?
あと、なかなかコントロールはいいみたいね。

 
■第6試合(カベジェラ・コントラ・マスカラタッグマッチ 15分タイムリミット戦)
アンソニー・W・森ドラゴン・キッド vs 玉岡金太、●Gamma
完全決着とのことで髪とマスク(キッドに限る)を賭けフォールされたら切られるか脱ぐかになる。あと、15分で決着しなければ全員という厳しいルール。
試合前に玉岡が「どんなことをしてこの髪は守る」と秘策があったようだ。さてはて・・・
あと、キッドも過去何度かマスカラ戦を行っているがほとんどはシングル戦でしかも最重要試合に限られていた。その時は大抵白マスクで臨んだキッド。ただ今日はいつもの緑マスクだったところをみると今までで一番重みのないマスカラ戦であることが伺える。
そしてGamma。彼もカベジェラ戦で負けていないしCIMAを降しているだけに注目だ。森も今までに髪を切られたことは無い。(斎藤了が代理で切ったことはある。)
全く予想の出来ない試合は、大きな動きとしてGammaが森に汚水、バナナ噛みたらし攻撃で精神的ダメージを与える。そしてキッドにあのCIMAをつぶした雪崩式ツームストンパイルドライバーを慣行。しかし、シングル戦ではないので森がカット。森が序盤にGammaにバリカンを入れられるハプニングも。
そして、森が何度かエレガント・マジックでGammaを押さえ込み最後は48のエレガント・マジックを持つ森がGammaの技を返し押さえ込んだ。その時玉岡はカットの動作をしたがわざと止めた。
その理由は「どんな手をつかっても・・・」という前言。それは味方のGammaであろうともということだった。
もちろんGammaは激怒、しかし、岡村社長、斎藤、横須賀に連れられバリカンを入れられる。
マッスルアウトローズに明らかに大きな亀裂が入る。今後の動向に注目が集まる。

 
■第7試合(オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合)
○CIMA(王者) vs ●岩佐拓(挑戦者)
(8代目王者CIMAが初防衛)

実は、見たかった試合。
岩佐の初防衛戦という理由だけでは無く今まで知らなかった真実を知ったからでもあった。
実は岩佐が先天的な病気で手の両手の平が開かない病気だったということを東スポで知ってなんとも言えない気持ちになった。(毎日手のひらを脱臼させて無理矢理広げさせるリハビリの話を聞いたら・・・)そんな人がプロレスに入って、CIMAに挑戦しているのだから。
なので、岩佐の手のひらの動きに注目していた。たしかに余り動かない感じがする。一時期フロリダ時代に「二の腕アッパー」というラリアットか掌抵か分からない技があったが、これもその影響なのかな・・・と。
その分プロレス頭の多彩な技が岩佐の持ち味であってこれがようやく登ってきたCIMAへの対抗できるものであった。
試合でCIMAは腕と言うより指、手の辺りを攻めていたような気もした。岩佐は腕を攻めるオードソックスな弱点を攻める試合となった。
今日のCIMAはなぜかクレイジーマックスのようなヒールの攻めが多かった。そこも何か思いいれがあるんだろうな。
岩佐は再三関節技でCIMAを苦しめたが岩佐が勝つにはかつての必殺技ゴライアス・バードイーター並みの強烈な関節技以外では無理であろう。
結局、決められなかった岩佐だが、CIMAのシュバインにも耐え、20数分間試合をし、最後はあのライガーを倒したクロスファイヤーまで出させたのだから。これではCIMAが勝つしかないよね。
CIMAもMCで「岩佐がここまで来たのがうれしい」と握手したら泣きそうなので拒否したぐらいだ。
最後の「24や(アメリカのヒットテレビドラマ)に負けないドラマをドラゲーは見せ続けますから!」と締め。

 
いつもながら、CIMAのMCのうまさには頭がさがります。見に来た甲斐がありましたよ。
(余談)
休憩中からケンドー・コバヤシが来てました!!
これは、番組とタイトルマッチ宣言の為に登場。いい声やったわ。