愛知県体育館大会

シリーズ最終戦の地方でのビッグマッチになった。
タイトル戦3つは豪華。
さて・・・間に合ったのか?(笑)
■第1試合
平井伸和、●真田聖也 vs ○土方隆司、T28
新人2人を加えてのオープニングマッチ。いつもながらT28のブレイクダンスは全日本に無い空気を入れてくれる感じがします。真田、T28の新人同士の対決はいいものがありますねえ。
結局、ジュニアのベルトの次回挑戦者予定の土方がジャンピングハイキックで真田をシトメる。
 
■第2試合
AKIRA vs ●MAZADA
玄人好みの試合。多彩な技で魅了した試合。
最後はAKIRAのムササビプレスが炸裂。

■第3試合
渕正信荒谷望誉、●菊タロー vs ○ミゲル・ハヤシJr、ペペ・みちのく、エル・ノサワ・メンドーサ
いつの間にかメキシコアミーゴスにいなかった荒谷。この様子だと荒谷劇場になるかと思ったが・・・菊タローがミゲルに首固めで丸め込まれた。
菊タローは最近人気の越中詩郎ばりのヒップアタックで盛り上げた。
 
■第4試合
小島聡佐々木健介、●雷陣明 vs TARU、○諏訪魔近藤修司
さて、注目は自暴自棄ぎみの小島。この日も健介といいチョップを披露していたのだが・・・誤爆もあり、雷陣が孤立。ブードゥーマーダーズもそこはつけいってくるわけで。
雷陣も頭突き連打とか見せ場はあったが最後は諏訪魔ラストライドで3カウント。
試合後、小島はTARUのブードゥーへの誘いの握手をするもコジコジカッターで拒否。しかし、健介とも握手をしない。
更生しきらない小島が健介が怒り「新日本時代の鬼の顔を見せ1対1で勝負してやる!」と小島の再生のために鬼教官の顔を出すようだ。
 
■第5試合(世界ジュニアヘビー級タイトルマッチ)
○【王者】中嶋勝彦 vs ●【挑戦者】"brother"YASSHI
(中嶋は初防衛)
一言でいうとYASSHIがよく粘った。
YASSHIは序盤から中盤にかけて中島の左ヒザを狙いに集中。
ただ、YASSHIには強烈な必殺技がないので何か出ないと厳しい。ナイス・ジャマイカにパイルドライバー、ビッグボーイと決めるが中嶋を3カウントにまでにはいたらない。
最後は1度は高角度ジャーマンで決まらなかった中嶋が片足抱え式ジャーマンで粘るYASSHIの息の根を止めた。
次回の挑戦者は土方になる模様。
 
■第6試合(セミファイナル・世界タッグ選手権試合)
【王者】川田利明、○太陽ケア vs 【挑戦者】グレート・ムタ、●バンピーロ
(ケア、川田組は初防衛)
とりあえず、グレート・ムタを初めて見たが、怪奇なムーブはやはり天才的。とっさに机を持ち出したり、場外で子供を見つけて脅かしたりはまさに魅せるプロレスの醍醐味。
一方、川田、ケア組は王道の格闘ファイトを見せた。
序盤バンピーロがケアにラフファイトを繰り広げ場外の机攻撃で流血。ケアは相当苦しい試合展開だが、最後はムタの毒霧誤爆で何も出来ないバンピーロにケアが必殺のTKO34thを決め3カウント。
少々バンピーロは苦しかったのかな・・・ラフファイトで勝負したのは正解でしょう。
 
■第7試合(ファイナル・三冠ヘビー級タイトルマッチ)
【王者】○鈴木みのる vs 【挑戦者】●TAJIRI
鈴木みのるが4度目の防衛に成功)
正直・・・TAJIRIの衣装があまりにも不安定でその部分でTAJIRIのスタンスがぼやけた感がありました。
「ハッスル」の衣装ですが、TAJIRIさんは今モンスター軍なんだよなあ・・・
TAJIRIはムタとかぶらないレッドミストを鈴木に噴射!真っ赤になった鈴木だが、バズソーキックが決まっても2で返す。
こうなると、軽量のTAJIRIでは歯が立たない。場外で前回リングアウトにした紐で縛りリングアウト勝ちを狙うも和田京平レフェリーはそれを許さずカウントをいれず。
手が無くなったTAJIRIはみのるに捕獲かれスリーパーで締め上げられダウン。そのまま3カウントが入り意外とあっけない結果に終わった。
鈴木みのるが「武藤ででこーい!!」というものの武藤で姿をみせず。「誰ももういないな。ならこのまま出て行くぞ」と三冠ベルト持ち出して全日本離脱をほのめかす。
さあ、武藤さん。まずは社長の仕事をしなきゃいけなくなりましたよ。
 
しかし・・・鈴木みのるを止める人は現地点では見当たらない・・・